打ち合わせの連続で疲れてしまったときや、身体の調子がイマイチで仕事のハカがいかないときにこっそり立ち寄る、都内某所のおさぼり喫茶店だ。静かな音量で、JAZZが絶えまなく流れている。先日、立ち寄ったときにはコルトレーンの『Ballade』(1961・62年/Impulse)や、『ヘレン・メリルwithクリフォード・ブラウン』(1954年/Emarcy)の「You‘d b℮ so nice to come home to」など、いかにもスタンダードな曲が流れていた。身体が疲れているときには、JAZZ入門盤と呼ばれているような、さんざん聴きなれたアルバムがたいへん心地よい。
 マスターの趣味なのだろう、独特なステンドグラスや1枚板のテーブルがとっても美しい。コーヒーにも凝っているようで、メニューを見ると世界各地のコーヒー産地名が並んでいる。確かに、コーヒーも美味しくて、ついおかわりをしてしまう。こういう空間でゆったりしていると、コーヒーミルの音や人の会話もほとんど気にならないから不思議だ。さて、ここはどこでしょう?
 ちなみに・・・

 ・・・と、このようなものを食わせる店も、近くにあったりする。(わたしはあまり寄らないが) 店名を書いてしまうと、“隠れ家喫茶”じゃなくなるし、混みそうなので書きたくない。
 最後に、「杏奴」のママさん、浮気をしてすみません。<(_ _)>

■写真上:? ■写真下:??