第一文化村北辺の道。

　山手通りに面した消防署の右手にある道が、目白第一文化村の北辺にあたる道だ。消防署は、元・箱根土地の本社屋があった真上に建っている。消防署は、改正道路(山手通り)の工事開始とともに戦前からあり、建物も最新の鉄筋コンクリート造りだった。
　1945年(昭和21)4月13日の空襲では、署員たちが空襲と同時に活動をしてはいるが、火勢がひどいために途中で消火をあきらめている。第一文化村北辺の道に沿った家屋で、奥から2軒目の屋敷と、皮肉にもこのいちばん手前の消防署のみが焼け残った。つづきは・・・
★その後、第一文化村と第二文化村は4月13日夜半と、5月25日夜半の二度にわたる空襲により延焼していることが新たに判明Click!した。

★「目白文化村」サイト Click!
■写真：現在は、新宿消防署の落合分署になっている。